今回紹介するのは、G-PRIV2のスターターキットは、SMOKが製造・販売するVAPEです。
VAPEとは、フレーバーが付いた液体(リキッド)を電気の力で熱し、水蒸気を発生させ、それを吸引して楽しむ次世代タイプのタバコです。
現在流通しているタバコよりも一般的ではありませんが、さまざまな機能や形状があり、男性から女性まで楽しめる、嗜好品の新しい形と言っても過言ではありません。
このページでは、G-PRIV2スターターキットのレビューをはじめ、使い方、吸い方、おすすめの設定方法を紹介します。
目次
G-PRIV2スターターキットのパッケージ
商品写真が掲載されている外側のカバーを外すと、SMOKロゴの入った凹凸のあるボックスが現れ、高級感があります。
このMODの特徴であるタッスクリーンには、傷防止のフィルムが貼ってあり、周囲はスポンジでしっかり固定されています。
G-PRIV2スターターキットのアイテム内容
MODのボディ自体を保護するゴム状のカバーも同梱されています。
付属アイテム一覧
- G-PRIV2 MOD本体
- 21700バッテリー(MODに収納)
- TFV8 X-Baby Tank本体
- V8 X-Baby Q2 0.4Ω Dual Coils(Pre-installed)
- V8 X-Baby T6 0.2Ω Sextuple Coils
- Replacement Glass Tube
- 保護用カバー
- アトマイザーバンド
- Micro USBケーブル
- スペアパーツ
- ユーザーマニュアル(英語or日本語)
G-PRIV2スターターキットのレビュー
旧モデルのG-PRIVと比較すると、横幅が約14%スリムになり、重量も202gから181gと軽量化。
男性はもちろん、女性でも長時間利用出来るように進化。
さらに、前面に備えられた2.0インチの大画面タッチスクリーンにより、初心者でも直感的に操作が出来るため、初めてVAPEを使うユーザーでも安心して利用出来るMODです。
上部のコネクター部分はフラットになっており、25mmクラスのアトマイザーも装着できます。
さらに、18650型の電池2本を搭載し、ワット数も230Wまで対応するため、初心者から上級者まで幅広い層が楽しめます。
G-PRIV2スターターキットのスペック
価格 | 約21,973円 |
---|---|
サイズ(mm) | 高さ 85mm×横幅52mm×奥行27.3mm |
重量(g) | 181g |
アトマイザーが大きいため、ほかのMODと比較すると大きい部類に入ります。
小さすぎず、大きすぎず非常に握りやすい大きさです。
G-PRIV2スターターキットのMOD(本体)
右利きの場合、パフボタンが人差し指と中指で押すため、安定感が以上に高い。
正面全体がタッチパネルになっており男性の指でも押しやすい。パフボタンは縦に長く、大きな本体のワリン押しやすい作りです。
G-PRIV2スターターキットのMODのスペック
サイズ(mm) | 85mm×横幅52mm×奥行27.3mm |
---|---|
重量(g) | 181g |
機能 | パフ回数の制限、タッチスクリーンの色変更 |
出力モード | VW/温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS / TCR(M1、M2、M3) |
最大出力電流 | 500uA |
電圧数範囲 | 0.5V~9.0V |
ワット数範囲 | 1w~230w |
温度数範囲 | 200F~600F / 100℃~315℃ |
抵抗値範囲 | 0.1Ω~2.5Ω(VM)/0.005Ω~2Ω(TC) |
充電ポート | microUSB |
バッテリー | 18650型ダブルバッテリー対応 |
引用元:SMOK より
パフボタン
幅が広く、さらに縦に長い構造で、本体をしっかり抑えて楽しめます。
モニター
タッチスクリーンで電圧の調整や、各モードへアクセスできます。
アトマイザーの取り付け部分
取り付け部分は凹凸がないフラットな作り。アトマイザーの大きさを選ばないのが嬉しい。
アトマイザーの取り付け部分
USBのコネクターは底面にあります。排熱用のエアフローも備えており、連続使用にも耐えられます。
バッテリーのキャップ
カバー自体は磁石で付いており、底面側に爪をひっかけるヘコみを使って開けます。
プラスとマイナスが書かれており、間違いにくい安心設計。
アトマイザー(リキッドを入れるタンク)
リキッドを多く入れられるため、長時間の使用しても問題ありません。
スターターキットのアトマイザーの特徴(デザインと性能面)を説明します。
アトマイザー上部をスライドしてリキットを補充できます。補充しやすい上に、手が汚れないため、たいへん便利です。
エアフローはアトマイザー上部から空気が入り、下部から煙を吸い上げていく仕様になっています。
上部を開店させることでエアホールの調整ができ、爆煙と味の両方を楽しめます。
ドリップチップはアトマイザーと同様大きめな作りで大量の煙を吸い込むのに適した作りと言えます。
TFV8 X-Baby Tankのスペック
直径(mm) | 24.5mm |
---|---|
高さ(mm) | 59mm |
リキッド容量 | 4ml |
ネジのタイプ | 510 |
ドリップチップ | 専用 |
コイル | V8 X-Baby T6 0.2Ω Sextuple Coils |
エアフロー | トップエアーフロー |
リキッドチャージ | トップフィル |
素材 | ステンレス |
エアホール
若干広めのエアホール。
ドリップチップ
ストレートで口径も大きく、煙をダイレクトに感じれるインパクトのあるドリップチップ。
リキッドチャージ部分
分解しなくてもリキッドチャージができるので、手が汚れにくく、パーツの紛失防止にも一役買っています。
コイル
Q2は抵抗値0.4Ωのため、味を楽しみたいユーザー向け。
T6は抵抗値0.2Ωになっており、爆炎好きののユーザーはこちらがおすすめ!
T6は3つのコイルが搭載されていて、まさに爆煙向けの仕様。
持ち歩きのしやすさ
しっかりとした重量感があり、存在感は抜群です。
しかし、その重さのため、長時間手に持つのは少し疲れるかもしれません。
ズボンのポケットや、胸ポケットには入れづらいサイズですが、カバンやポーチなどに入れても邪魔になりにくい、絶妙なサイズです。
VAPEの使い方
VAPEを使うため、電池、アトマイザー、リキッドチャージの手順でセッティグを行います。
G-PRIV2は電池が別売りのため、あらかじめ用意しておく必要があります。
VAPEを取り扱うショップや通信販売で入手可能です。
アトマイザーは付属されており、初心者のユーザーはまずこちらから試すのが良いでしょう。
リキッドチャージはトップからチャージ可能なので、非常に簡単です。
いずれも非常に簡単な作業なので、すぐに楽しむことができますよ!
1.MODにバッテリーをセットする
プラスとマイナスが明記されていてわかりやすい。
向きを間違えると、事故につながる危険性がありますので、絶対に確認してセットしましょう。
2.アトマイザーからタンクを外す
アトマイザーは上下がねじ式になっており、タンクは差し込み式です。
3.アトマイザーからコイルを取り出す
コットンがリキッドで満たされていないと、使用した際にドライヒットが発生し、焼けた煙を吸い込む場合があります。
サイドからリキッドを注入して、コットンへ浸透させます。
5分ほど放置して浸透を待ちましょう。
4.アトマイザーにタンクをセットする
コットンにリキッドを湿らせたら、アトマイザーを組み立てます。パーツにずれがないよう、しっかりはめ込みます。
5.MODにアトマイザーをセットする
コネクターにアトマイザーを設置します。しっかりねじ込まないと、MODがアトマイザーを正常に読み込めないので、注意してください。
6.アトマイザーのタンクにリキッドをチャージする
TFV8 X-Baby Tankはトップリフィル(タンク上部からリキッドを注入するタイプ)です。
ドリップチップやアトマイザー自体を外さずにリキッドチャージできるので、手の汚れやパーツの紛失が発生しにくく、初心者にもやさしい仕様です。
7.電源を入れる
パフボタンを5回連続で押すと、電源が入ります。
8.パフボタンを押してミストを吸う
パフボタンを押しながらミストを吸ってみましょう。
先に吸いながらパフボタンを押すと、吸い込みやすいです。
ミストが出ない場合、パフボタンがロックされている可能性があります。
タッチパネルに鍵のマークが表示されてるか確認して、もし表示されている場合、パフボタンを連続3回押して、ロックを解除しましょう。
VAPEの設定方法
VAPEはワット数など調整することで、煙の量やリキッドの味が変化します。
大量の煙を出したいときは、ワットを上げます。
ただ、ワットを上げると味が薄くなる(味が飛ぶ)ので、ワットを下げたり、エアフローを締めたりして、自分好みの煙の量や味に調整していきましょう。
ワット数の設定方法
- パフボタンを5回押して電源を入れる
- タッチパネル左右をタッチして、ワット数を調整しましょう。
初心者におすすめのワット数
煙の量が多いと、慣れていないユーザーはむせてしまいます。
初めは低いワット数で試してみましょう。
- メンソール系の設定
ワットを上げすげるとむせるため60w程度がおすすめ - フルーツ系の設定
味をしっかり感じたい人には63 w~70w程度がおすすめ - バニラなど甘い系の設定
こちらもワットを上げすぎると風味が薄くなるので、60w中盤までがおすすめ!
G-PRIV2スターターキットの爆炎設定の方法
- コイルをV8 X-Baby M2に変更します。
- パフボタンを5回連続で押して、VAPEの電源を入れる。
- タッチパネル左右をタッチして、ワット数を90wに設定します。
スターターキットを吸ってみた感想
フルーツ系メンソールで50wから60wまで試しました。
いずれもエアフローを全開にすると味がしにくく、半分から1/3程度まで絞ると、しっかりと味わうことができました。
ドリップチップの口径が幅広く、煙の量も多いため、キック感が非常に強いです。
爆煙系に慣れていないユーザーは低いワットで調整したほうが良いでしょう。
G-PRIV2スターターキットの液漏れのしやすさ
トップリフィルのため、液漏れの心配はほぼありません。
G-PRIV2スターターキットスターターキットのまとめ
高出力で本体自体も大きく、まさに爆煙マニアにたまらない機種。
一見サイズも大きく無骨で使いづらい印象がありましたが、実際に吸ってみると、パフボタンの位置や深さが指の位置とフィットして、非常に使いやすいMODでした。
付属のアトマイザーもエアフローを絞れば、リキッドの味がしっかり楽しめますし、全開にすれば爆煙として使用でき、幅広い運用が可能です。
サイズと重量が気にならなければ、最初のMODとしての選択もありだと思う一品です!