今回はINNOKINの新作RipTide Crios Starter Kitをレビューします。
INNOKIN(イノキン)ですが、日本ではiSubというアトマイザーで一世風靡したメーカーです。
iSubシリーズは僕も買ったなぁ。。CoolFireも。懐かしい(´-`).。oO
とまぁ、INNOKINは僕のようにVAPEが今ほど認知されていなかった時から楽しんでるおっさんベイパーには非常に懐かしい存在だと思います。
ですよね??
2017年にはARES(アレス)という、とーっても美味しいRTA作ってるんですが、 アレスはそこまでヒット飛ばさなかったなぁ。
2017年はアトマ=VANDY VAPEみたいになってたので、仕方ないか。。
このINNOKINですが、2011年からあるUSAメーカーです。
VAPE界では老舗に分類されるんじゃないですかね。
ちなみに製造は中国の深センで行っているようですが、アメリカだと5,000以上のVAPEショップで取扱があるようです。
すげーよねっ!!!
ということで久々にINNOKIN製品をレビューすることになり、興奮冷めやらないですが、このままイノキン愛を書いてると5,000文字とか書いちゃいそうなので、さっそく今回のRip Tide Criosのレビューに進みます( -`д-´)キリッ
目次
Rip Tide Crios(リップ タイド クリオス)スターターキットのパッケージ
ホワイトを基調にシンプルなデザインですが、よーく見るとMOD部分がエンボス加工されていて、うっすらと厚みがあります。
そしてアクセントとしてロゴやファイアボタンなどにコーティング加工までしてるじゃないですか!?
INNOKINよ、俺に箱を捨てさせない気か??
ご開帳すると今回のデザインを担当した“Ryan Michaels”のサインがお出迎えです。
たしかサーフ系アパレルブランドのデザイナーでしたっけ?
INNOKIN Rip Tide Criosのアイテム内容
INNOKINといえば、同梱物にステッカーですよねっ!
今回も入ってますイノキン・ステッカー(´∀`∩)↑age↑
INNOKIN Rip Tide Criosの付属アイテム一覧
- RipTide Battery テクニカルMOD (電池内蔵タイプ)
- Crios Tank 4ml クリアロマイザー本体
- 0.25 ohm coil (アトマイザー組込済)
- 予備のプリメイドコイル(0.25ohm)
- Micro USB 充電ケーブル
- クイックスターターガイド
- 取扱説明書(P17より日本語対応あり)
- 予備のガラスチューブ
- ワランティーカード
- ステッカー
リップ タイド クリオススターターキットのレビュー
INNOKINのRipTide Criosですが、このところ流行っているMTL系とは異なり、爆煙タイプですね。
爆煙の申し子と言わんばかりの“ぶっといコイル”がたまりませんねっ(;゚∀゚)=3ハァハァ
早く吸ってみたい。。
MODはラバーコーティングなので握ると「気持ちいい」です。
チョコンとしたスティックタイプではないサイズ感も個人的には良いですね。
葛飾北斎チックなロゴと相まって、男らしさを感じます。
温度調整用のボタンとか、ワットを表示させるようなコンパネもなので、シンプルさも素敵っ!
「めんどくさいセッティングとかしたくない、ただ美味しく大量の煙をおしゃれにバクバク食べたい」という人にはおススメできますね。
リップ タイド クリオススターターキットのスペック
価格 | 7,480円(定価を入力) |
---|---|
サイズ(mm) | 高さ135×横幅24 |
重量(g) | 153g |
MODもアトマも24mmなので、一体感は素晴らしいっ
僕は172cmの普通体型男子ですが、シックリくる大きさです。
重さはどちらかと言うと軽い!MODが軽いんですね。
個人的にはもう少し重くても良いかな~。
MOD(本体)
マットブラックでシンプルなデザインにインパクト大の波をあしらったロゴ。
ちなみに「Rip Tide=激流」という意味です。
MODのスペック
サイズ(mm) | 高さ 101×横幅24 |
---|---|
重量(g) | 102g |
バッテリー容量 | 3000mAh |
抵抗値範囲 | 0.2Ω~3.5Ω |
電圧数範囲 | 3.7V~4.2V |
ワット数範囲 | MAX65w |
充電ポート | microUSB (DV5V 1A) |
引用元:INNOKINより
パフボタン
パフボタンは珍しくラバーなんですが、個人的にはGOODです。
ラバーコーティングMODってファイアボタンが金属に塗装してあるだけのやつが多いんですが、ずっと使ってると塗装が剥がれちゃうんですよね。
塗装が剥がれるとチープな感じになっちゃいます(´・ω・`)
ラバーコーティングなら剥がれる心配がないので安心ですね。
底部
RipTideの底部、めっちゃ良い感じです。高級感ありません?
MODの底部って自分は見ないけど、実際に吸ってる時に人からは見られるんですよね。
メカニカルチューブの場合、多くはスイッチが底部にあるので見えないんですが、チューブスターターの場合は横に付いてるのが多いので、底部の仕様って割と重要だと思います。
アトマイザーの取り付け部分
このMODの1番のポイントがココでしょう。
コンタクト部分にもRipTide(激流)ロゴがっ!
ハイエンドMODではよく見ますが、マスプロ低価格のスターターキットでこの仕様はちょっと見ないですね。
デザイナーが入るとユーザーに対する気配りもずいぶん変わりますね。
アトマイザー乗せるのがもったいない感じがしちゃいます。
あ、もちろんコンタクトピンはスプリング式でした。
アトマイザー(リキッドを入れるタンク)
RipTideについているクリアロはCrios Tankといって、単体のアトマイザーとしてイノキンから出てます。
残念ながら日本国内では、アトマイザー単体で販売しているところは見つけられませんでしが、本家のサイトへの書き込みや海外の反応は良いです。
「ヘイ!めっちゃウマいから他の色も作ってくれよ!全色買うぜ!!」みたいなコメントもありましたね。
海外ではモテモテのクリオスちゃんですが、僕の第一印象は「コイルがでけーー!」でした。
詳細は以下でレビューしていきます。
アトマイザーのスペック
直径(mm) | 34mm |
---|---|
高さ(mm) | 24mm |
リキッド容量 | 4ml |
ネジのタイプ | 810(ワイドボア) |
ドリップチップ | 付け替え可能 |
コイル | Crios Tank専用コイル(0.25Ω) |
エアフロー | ボトムエアーフロー |
リキッドチャージ | トップフィル |
素材 | ステンレス |
引用元:INNOKINより
エアホール
コイルの太さの割にはエアホールは細い印象です。
ドリップチップ
ドリチは出口に向かって広がっているタイプ。
いわゆる爆煙仕様ってやつですね。
810タイプのドリップチップなら他のものとも交換可能です。
リキッドチャージ部分
リキッドチャージは普通にしやすいですね。
ただし、このタイプはガラス瓶のリキッドの場合、金属のつなぎ部分がうざいと思うかも。
心配な人はユニコーンボトルでリキッドチャージしたほうが良いかもです。
コイル
ぶっといコイルです!
抵抗値:0.25Ω
推奨ワット:30~50W
予め装着されていたコイルも予備も同じタイプでした。
異なる抵抗値のコイルを予備に付けてくるメーカーの方が多い中、単一コイルできたINNOKINのドヤ顔が浮かびます(笑)
コイルのトップにはスピッドバックを防止するメッシュがついてます。
中はクラプトンコイルがスペースドで巻かれていますね。
一般的なクリアロ同様にコイルの向きはバーチカルです。
ちなみに替えのコイルの値段ですが国内では4個で1,800円でした。
ディテールを見る限り、もう少し高いと思っていたので、良心的な価格で嬉しいですヾ(*´∀`*)ノ
VAPEの使い方
1.アトマイザーからコイルを外す
アトマイザーの下部を回して上げると、コイルとキャップを分離できます。
固くてハズれない場合は、引っ越し屋さんが使っている“グリップL”のようなゴム手袋を付けて回すと外しやすいですよ。
2.コイルにリキッドを浸透させてやる
念の為、台座とコイルがちゃんとセッティングされているか、ネジ部分が緩んでないかを確認しましょう。
確認が終わったら、コイルの横の部分にあるコットンが見えているポイント(クリオスの場合は3点)からリキッドを染み込ませていきましょう。
一気にドバーッとやらずに優しくチョンチョンとしてあげてください。
この作業、クイックスタートガイドでは書いていませんので、やらなくても構わないですが、新しいコイルを使う場合、できればやったほうが良いです。
というのも、コットンが新しいと表面に膜を貼っているため、リキッドがうまく内部に浸透していかない場合があります。
そうなると空焚き状態となり、コイルの中が焦げてしまいます。
焦げたコイルは使いものにならないので、もったいないですが捨てなければなりません。。゚(゚´Д`゚)゚。
もったいない事にならないためにも、最初の1回だけで構わないので、ひと手間かけてあげてください。
3.アトマイザーにタンクをセットする
コイルの横からリキッドを何回かチョンチョンしてあげて、浸透が確認できたらキャップを締めましょう。
4.アトマイザーのタンクにリキッドをチャージする
トップキャップを外してリキッドをチャージしてください。
リキッドはキャップの8割くらい入れてもいいよ。
チャージが終わったらコイルがしっかりとリキッドを吸い上げるのを待ちましょう。
待ち時間ですが念を入れるなら10分程度置くことをオススメします。
※僕は2~3分で吸っちゃうんですけどね(*ノω・*)テヘ
5.MODにアトマイザーをセットする
キャップを締めたらMODにアトマを取り付けます。
特に注意点もないので、サクサク進みましょう!
6.電源を入れる
電源の入れ方はファイアボタンを5回連続クリックです。
電源が入るとボタンの上にあるバッテリーの残量表示する3つのランプが光ります。
あとはファイアボタンを押しながら、ズゴーーーーッと吸うだけです。(-。-)y-゜゜゜
ちなみにバッテリーの残量表示ですが以下になります。
● | 0-10% |
Rip Tide Crios | 11-30% |
Rip Tide Crios● | 31-100% |
液漏れのしやすさ
移動時にエアフローを全閉にすること以外は特に気にせず3日間持ち運びしてますが、今のところ漏れはないですね。
ただ、すべてのボトムエアフロー型アトマイザーに共通することですが、2週間とか一切吸わないで放置するとコイルがキャパ以上のリキッドを吸い上げてしまいます。
その結果、吸い上げすぎたリキッドがボトムのエアフローから漏れ出します。。
なので、長期間使用しない時はリキッドをほとんどない状態まで減らしておきましょう。
VAPEの吸い方
VAPEの吸い方は大きく分けてMTLとDLの2種類があります。
かんたんに紹介すると以下になります。
MTL(マウストゥーラング)
吸った煙を口でためてから肺に送る方法です。
タバコの吸い方と同じですね。少ない煙でタバコのように楽しむ人向けです。
DL(ダイレクトラング)
吸った煙を口に溜めずに直接肺に送り込む吸い方です。
深呼吸するように吸う感じですかね。
RipTide Crios Starter KitはDL専用機と言っても過言ではないですね!
爆煙志向のためのVAPEです。
バッテリーの充電について
本体底部にあるMicro USB端子で充電します。
コイルの交換時期
コイルの交換は通常1ヶ月程度と言われていますが、吸う頻度によって大きく寿命が縮む場合もあります。
コイルが傷んでくると味が薄くなったり、コットンが焦げて苦くなったりします。
交換の目安として1ヶ月程度をイメージしながらも、美味しく吸えなくなったら交換を検討してください。
INNOKIN RipTide Crios Starter Kitスターターキットのまとめ
今回紹介したリップタイドですが、DLの爆煙仕様なので、味にはあまり期待してなかったんですよね。
それがなんと!!
ウマいじゃないですか!!!(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー
爆煙なのに味がちゃんと乗ってますね。
コイルがいいんでしょうね。
諸外国のみなさんの評価の高さに納得です。
というか、今VAPEを始める人って本当に恵まれてますね。
こんな味・煙・デザイン・コスパ、どの角度から見ても死角のないデバイスがあるんだもんなぁ。
ちょっと前に流行ったAspireのK4シリーズが対抗馬になると思いますが、僕的には完全にRipTideに軍配が上がりますね。
アトマとMODがセパレートなのも良いです。
他のアトマ乗っけて使えますもんね。
レベルアップのためにRTAやRDAを使いだしたとしてもMODが使えるのって、めっちゃ助かりますよ。