X-Mini 108W 21700 TC Box MODは、DESIREが製造・販売するMODです。
YURI RDA、Mad Dog、Rabiesなど優れたアトマイザーを販売しているあのDESIREが今度はお洒落なMODをリリースしました。
さて、メーカーや商品について説明させていただく前に、VAPEとは何?ということを少々お話しさせてください。
概要が少しでも伝われば幸いです。
VAPEとは、ヴェポライザーという言葉を省略した言葉だと言われており、一般的にはMOD(電池を内蔵している、あるいは入れるバッテリー)の上にアトマイザー(液体を気化する噴霧器)を乗っけて、好きなリキッド(液体)を吸引するものですね。電子タバコと形容され、今やその用途は禁煙具として使ったり、アロマとして楽しんだり、多岐にわたるものになっています。
まだまだその認知度は一般的なタバコに比べれば低いものの、喫煙所に行けば使用者の姿も散見されるようになりました。
某アイドルユニットが「VAPEトリック」をして対決、だったり、お笑い芸人が爆煙をして楽しむ、などとメディアにもどんどん露出が増え、今やそのVAPEは一つのカルチャーとして成立し得る勢いがあります。
この波に乗って是非楽しんでみて頂きたいなあと思っています。
目次
X-Mini 108W 21700 TC Box MODのパッケージ
綺麗な梱包です。
名称となっているXがその存在感を発揮しています。
この青がべたっと見えてしまっていますが、光沢を放つ綺麗な青なんですね。
そして箱の白に良く映える色なのでとても開ける前からの期待値が高まります。
そして注目すべきは、MINIの下に記載がある文字。
「この商品は中毒性の高い物質であるニコチンを含みます」という意味合いですね。
勿論、MOD自体がニコチンを含むものではありません。ご安心ください。
ですが、海外ではニコチンを含有するリキッドもあり、こうした記載をしているようです。(国内ではニコチンを含有するリキッドを購入することは出来ませんので、ご注意ください。)
箱を開けると、ビニールに包まれたMODと隣には何やら筒状でグレー色をしたものが。
実はこれ、バッテリーのアダプター(変換器)なんですね。
使い方についても後程詳しく見ていきましょう。
この時点でも各商品が綺麗ですし、丁寧にしまわれていますよね。
こうした所に「商品の良さ」を感じたりもします。
X-Mini 108W 21700 TC Box MODのアイテム内容
シンプルな内容です。同梱物はこれだけ。
やはり個人的注目はバッテリーアダプターでしょうか。
ぷにぷにとして触り心地の良いシリコンで、簡単な作りながらも壊れにくそうです。
付属アイテム一覧
- X-Mini 108W 21700 TC Box MOD本体
- 18650バッテリーアダプター
- micro USB ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語or中国語)
X-Mini 108W 21700 TC Box MODのレビュー
このデザインを見て、貴方はどう思いますか?
それがプラスなものであれば買いです。
マイナスであれば買わなくても良いでしょう。
トゲのあるような言い方になってしまいますが、それがすべてと言ってもいいかもしれません。
このMODの売りは何といってもXを基調としたデザイン。
そしてゴツゴツとしていながらも、握り心地の良いフィット感。
また、どっしりとした重量感。はっきり言って、重いです。
ただ、その安定感が良く、握ったときに重さを感じた方が良いという方もいらっしゃいます。
貴方の琴線に何かしら訴えかけるものがあるデザインだと感じたら間違いないMODだと思います。
X-Mini 108W 21700 TC Box MODのスペック
価格 | 8800円 |
---|---|
サイズ(mm) | 高さ 101×横幅30×奥行53 |
重量(g) | 246g |
握り心地は本当に良いです。持った時に自然に親指の位置にパフボタンが来ます。
また、Xの形状から奥側を持つときにもストレスがありません。
重さはずっしりとくる重さで約250gを持ち続ける訳ですから、相当体力が要ります。
ネックとも言えますし、ストロングポイントとも言えます。
ディスプレイ側を手前に持っていますが、反対に持ち替えて人差し指でパフボタンをクリックするようにしても違和感がありません。そういう作り方を敢えてしているのが伝わってきました。
X-Mini 108W 21700 TC Box MODのMOD(本体)
MODとは、バッテリーそのものなのですが、VAPEで言うと本体を指すことが多いです。
動力を送るベースでありながら、VAPINGしているとき(VAPEを吸うことを指す)のイメージを左右するのはこのMODであることは間違いないでしょう。
ゴツゴツとして、ややもすると骨のような印象もあるMODです。
好みが分かれるところでもあり、男性をターゲットにしている印象さえあります。
今回のカラーはブラックですが、決して安っぽい黒の発色ではありません。
光沢を放ち、近くで見ると輝きが良く分かる綺麗な黒です。
ボタンの青も深い青い色で相性が良いですね。素敵です。
X-Mini 108W 21700 TC Box MODのスペック
サイズ(mm) | 高さ 101×横幅30×奥行53 |
---|---|
重量(g) | 246g |
出力モード | VW/Bypass/温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS / TCR(M1、M2、M3)/PMG |
最大出力電流 | 40A |
電圧数範囲 | 3.1V~4.2V |
ワット数範囲 | 5w~108w |
温度数範囲 | 200 F~600F / 100℃~300℃ |
抵抗値範囲 | 0.08-3ohm |
充電ポート | microUSB (DV5V 1A) |
バッテリー | 21700シングルバッテリー(18650アダプター付属) |
引用元:DESIRE 公式HPより
パフボタン
この青色が非常に良い色なんですよね。
押し心地はカチカチと中々に小気味良い音を出しながら、クリック感も良好です。
変ながたつきもなく、そのつくりの丁寧さが伺えます。
斜めについていることからも、自然と指を置くとパフボタンに接しているくらい良い箇所に付いています。
エルゴノミクスデザインということではないのですが、使用者のことを考えた良いデザインですよね。
サブボタン
こちらも青色であり、パフボタンと同色です。
きちんとしたクリック感があります。右が+、左が-ですね。
こちらもがたつきはありません。
小さなボタン一つにしても、なかなか良い仕上がりが見て取れます。
モニター
充電量、モード、Volt、アンペア、Ω・・・。
必要な情報が集約されて、一目で分かるような配置になっていますね。
文字が小さくて見辛いということもありません。
特段、これが良い!というように優れている箇所は無いのかもしれませんが、ストレスのない表示だと思います。
アトマイザーの取り付け部分
510コネクターで、スレッドが切ってあります。
コンタクトピンはスプリング方式で、高さについての違いは吸収可能な作りです。
金メッキも施されており、通電性についても心配無用ですね。
そして何より、26mmまでのアトマイザーを装着可能です!
私自身26mmのアトマイザーを所持していないため、試すことはできていませんが、これは凄いことです。
このデザインなら26mmのアトマイザーにも確かに負けないでしょう。
非常に骨のようなイメージがありますよね。
無骨で質実剛健といったところでしょうか。
ちなみにこのロゴなのですが、パフボタンを4回押すと光ります。
メリットは・・・明るい・・・ですね笑
バッテリーのカバー
これがこのMODの特徴の一つかもしれません。
バッテリーの着脱のためにカバーを使用しているんですね。
BF(ボトムフィーダー)のMODではこのスタイルを使用していることが多いのですが、通常のMODでこの方式はやや珍しいかもしれませんね。
見えている通り、マグネット式です。
外れやすいのでは?という心配もあるかもしれませんが、その点は大丈夫です。
強力なマグネットで、カチッとハマりますし、非常に安心感があります。
外すときは、画像真ん中にツメを入れる箇所があります。
ここに差し込んで上に指を持っていくと簡単に開けられます。
きちんと付いているのに、外すのも簡単。便利ですね。
バッテリーの変換方法
このMODの通常使用は21700バッテリーです。
写真は18650バッテリーなのですが、御覧の通り、スカスカになってしまっていますね。
ここで使用するのがアダプターです。
このアダプターを使用し、18650を21700のサイズに変換して使用するということですね。
シリコンで触り心地もよく、伸縮性もあります。
このようにプラスを上側にしてセットしてください。
さりげなくアダプターにもブランド名が印字されているのも良いですね。私は好きです。
-が上、+が下。
ヒモはバッテリーの着脱を簡単にしてくれるものなので、決して取ろうとしないでください。
そのままバッテリーを付ければ問題ありません。
このような状態になりますね。
先ほどの18650バッテリーで余っていた部分が見事に解消されました。
これで使用が可能になります。
持ち歩きのしやすさ
MODとしては実に重たい部類に入るでしょう。
ポケットに入れたままというわけにはいきません。
またカバンにいれても結構重たいので、普段使いにオススメ、というより自宅で使用するのに向いているかもしれませんね。
大きさも適度にあり、その存在感は流石に隠すことは出来ません。
VAPEの設定方法
煙を多く出したい(爆煙)や、味重視で吸いたいという希望があると思います。
VAPEは低抵抗/高Wであれば爆煙、高抵抗/低Wであれば味重視とまずは覚えるといいかもしれません。
煙を多く出すほど味が飛びやすく、煙を少なくすると、濃縮されるミストが吸える、というイメージです。
勿論一概にとは言えないので、あくまでも参考です。
低抵抗かつ高Wで吸った方が美味しいと感じるリキッドも多数存在します。
初心者におすすめのワット数
第一に薦めるのであれば、個人的には20W辺りから吸うことをお勧めします。
吸ったことが無い人だと、このW数でも最初はむせたりします。
ミストをどれほど吸えばいいのかというのに慣れていないためです。
そのため、慣れるまでは低Wで吸っていく。
慣れてきたら少しずつW数をあげて好みの箇所を探すのが良いでしょう。
それではW数調節の方法を詳しく見ていきましょう。
ワット数の設定方法
- 5回クリックしてMODの電源を入れる
- 3回クリックして、モードの変更を呼び出す
- 左上のモードが点滅している状態でサブボタン+を押していく
- VWと表示されたらそこでパフボタンクリック
- サブボタンの+・-でW数を変更可能
X-miniの爆煙設定の方法
105Wまで設定が可能なMODです。
その真価は確かに爆煙設定をすることで発揮することでしょう。
設定方法は簡単で。W数を単純に上げるだけで可能です。
爆煙設定の方法
6. 上記5.から連続して、+ボタンを長押しし、W数をあげていく
VAPEの使い方
届いた状態からどのように組めばVAPEが吸えるようになるか。
その手順を大まかに見ていきましょう。
当商品はスターターセットではないため、アトマイザーは別売りです。 また、バッテリーも別途用意する必要があります。
1.MODにバッテリーをセットする
既に記載した通りです。
18650バッテリーを使用するのであれば、同梱されている変換アダプターを使用してセットしましょう。
21700バッテリーをお持ちであれば、そのままセットすることが可能です。
2.MODにアトマイザーをセットする
お持ちのアトマイザーをそのままセットしてあげてください。
このMODはスターターセットではないため、このMODのみを購入してもそのまま使用可能にはなりません。ご注意ください。
自身でお持ちのアトマイザーをセットすることではじめて使用可能になります。
3.電源を入れる
電源はパフボタン5回クリックでONになります。
付かない場合は、クリックが遅い、もしくは電池の向きが逆になっていないを確認してください。
4.パフボタンを押してミストを吸う
ミストを吸うときはこのようにパフボタンを押し続けながら吸います。
ロゴが光るので、目安としてもいいかもしれません。
ミストが出ない場合は、アトマイザーがきちんと乗っかっていない、ロックされているなどが考えられます。
また、アトマイザーがショートしていることも考えられます。
X-Mini 108W 21700 TC Box MODを使用した感想
確かに重いのですが、使っていくうちに馴染んできてその重さが寧ろ心地良くなります。
何故なら、握り心地が非常によく、ストレスがその点皆無なのです。
そのために重さよりも使いやすさに重点を置くようになっていき、次第にあなたはこのMODの虜になっていくことでしょう・・・!
安定感があり、またデザインも独特ながらハマってしまえば抜け出せない魅力があります。
試してみる価値はありますよ!
バッテリーの充電について
フル充電までは3時間ほどかかります。(専用の充電器を使用した場合)
USB充電の場合はもう少しかかるかもしれませんね。
充電の持ちとしては、1日十分に持ちますね。
18650バッテリーはそれなりにタフなので、心配はありません。
1時間に1回2mmがっつり吸うと空になるかもしれません。
21700バッテリーの場合は、4時間くらいかかるかもしれませんね。
X-Mini 108W 21700 TC Box MODのまとめ
タフで他とは違うMODを使いたい貴方にぴったりなMODです。
使い心地も良く、そのデザインはメカが好きな人や、無骨なデザインが好きな方にはたまらない一品でしょう。
モードも充実しており、これだけの機能を搭載していれば困ることはありません。
充実したVAPE LIFEのお供には欠かせないといえるくらいのポテンシャルはあるでしょう。
お試しあれ!