MK Lab MK VAPE MAXIMUM IMPACT V2レビューです。
VAPEデビューの時に必ずと言っていいほど考慮の一つに入るメーカーとして挙がる老舗VAPEメーカーであるMK Lab。
コラボレーションリキッドや、根強い人気のあるKoi-Koi(こいこい)シリーズなど、日本国内のVAPERにとって知らない人はほぼいないほどのメーカーです。
そんなMK LabがリリースしているMAXIMUM IMPACT V2。
V1となる前身もあるようですが、パッケージが変更となっているだけのようです。
こちらはハーブとハードメンソールということで、強力なメンソールを含有しているリキッドとなります。
そのため、メンソールが苦手な人は避けて通るべきリキッドにもなります。
ですが、メンソールジャンキーともいえる方にはまさにうってつけ!
喉から手が出るほどの一品となることでしょう!
それでは早速レビューしていきます。
目次
MK VAPE MAXIMUM IMPACT V2の詳細
MK VAPEシリーズは公式サイトにも記載がある通り、日本にまだリキッドメーカーが無いころから存在したリキッドとなります。
そのため、培ってきたノウハウと確かに人気を裏付ける味がそこにはあります。
MK VAPEシリーズからチョイスすればまず間違いはないでしょう。そう言わしめるだけの実力があるのです。
変わり種のリキッドから王道のリキッドまで。
種類もきちんと押さえているため、初めてリキッドを選ぶ方にはMK VAPEシリーズは本当にお勧めです。
また、今回ご紹介するリキッドはそのMK VAPEシリーズを代表するリキッドとなります。楽しみですね。
メーカー | MK Lab(エムケーラボ) |
---|---|
商品名 | MK VAPE MAXIMUM IMPACT(アールブル ブルーエディション) |
容量 | 20ml / 60ml |
価格 | 1280円 / 3240円 |
フレーバー | ハーブ/ハードメンソール |
VG/PG | 60/40 |
ニコチン | 0mg |
生産国 | 日本 |
ボトル素材 | プラスチック/ドロッパー |
キャップ方式 | 回転式キャップ(チャイルドプルーフ未使用) |
キャップの開け方
キャップは簡単に反時計回りに回すだけで開くタイプのものです。
そのため、キャップを押し込む必要はありません。
お子様がいらっしゃる家庭ではその点に注意し、使用後はしっかりと閉めてくださいね。
標準的なドロッパーボトルです。
側面を押すことでリキッドを注ぐことが出来ますね。
柔らかく、リキッドチャージはしやすいです。
ただ、先端が太いこともあり、リキッドチャージの際にアトマイザーを選ぶかもしれません。
お好みでユニコーンボトルに入れ替えてもいいかもしれませんね。
リキッドを嗅いでみた感想
ミント&メンソール!清々しくその二つの香りが押し寄せてきます。
ドライなハーブと至る所で評価を受けているのですが、その理由が良く分かります。
匂いから辛味を感じるような印象です。これはガッツンと喉にヒットするメンソールですよね。
ハーブも非常に良い香りで食後に吸うのにも良さそうです。
味見した感想
爪の先に少し付けて舐めてみます。
予想以上の辛さ。これはそのまま吸うより添加材として利用するのが良いかもしれません。
鼻の通りが良くなり、そのハーブ感を一身に感じることが出来ます。
KAMIKAZEのスーパーハードメンソールを思い出しました。あれも辛かったです。
しかし湿布感はなくて、純然たるハーブメンソールという感じです。
これは凄いですよ。湿布感の無いメンソールってすっごく美味しいですからね。
湿布感があっても私は好きですけど。
吸ってみた感想
右側のチューブがRIG V3とGOON LPの組み合わせです。低抵抗用。
左側のMODがLoch NessとGalaxies。高抵抗用。
DLで吸うに適したチューブとアトマイザーの組み合わせ、MTLで吸うのに適したMODとアトマイザーの組み合わせを用意したという感じです。
DLは普段あまりしませんが、ここぞというときに真価を発揮するGOON LP。手頃な値段ながらもMTLなら相当の評価をほしいままにしているGalaxies。試飲する環境として私の用意できる精一杯を用意してみました。
吸引環境
MOD | RIG V3 / Loch Ness |
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アトマイザー | GOON LP / Galaxies |
コイル(RDA、RDTAなどの場合) | カンタルワイヤー / シングルクラプトン |
ドリップチップ | 同梱のウルテム / でにドリチ |
エアホールの調整 | 全開 / 全閉 |
高抵抗での味の感想
1.0Ω、18Wで吸ってみます。一般的に吸うMTL想定です。
ものすっごいメンソール!MTL環境で吸ってドッカンと鼻を刺してきました。
思わずミストを吐けずむせてしまう勢いです。これはとんでもない。
味自体は本当に強くて純粋なメンソールと爽やかでドライなハーブ。
辛味も相当あり、これを自然に吸うのは結構な訓練が必要なのではないでしょうか。
美味しいですよ!美味しいのですが、体が付いていかないのです。
常にむせながらもスースーするこの感覚がたまらないんですよね。
すみません、方向性が異なってきました。ですが、これもVAPEの醍醐味。
普通のメンソールタバコにはないほど強いメンソール感を味わえる楽しさがあります。
低抵抗で吸ってしまったらこれどうなるんでしょう・・・。
一般的にメンソールは低抵抗で吸うとさらに強く感じるのです。
低抵抗での味の感想
0.4Ω、34W想定で吸ってみます。
(メカニカルMODなのでW数自体はありません)
ガツンとくるメンソール感がやっぱり増しました!物凄いです。
氷を喉奥に置いたくらいの清涼感と辛味。本当に凄いです。
夏場にぴったりといえばその通りで、暑い夏を凌ぐ一本としても優秀なのは確かでしょう。
体と相談して、これでもいける!というラインを弁えて使用するのが吉ですね。
この抵抗値でもハーブはきちんといますし、飛んでいません。
一応ですが飛ぶようなハーブでもないので、その点は安心していました。
スティープ後の味
1週間スティープしてみました。
が、味の印象は変わらず。ハーブ&メンソール。
この二強の牙城を崩すことはなりませんね。
スティープ推奨のリキッドでもなく、スティープする必要がないリキッドとも言えます。
総評
個人的に大好きなメンソールリキッドです!
シンプルかつ純粋なメンソールリキッドでありながら、そのポテンシャルは無限大。
添加剤としても優秀ですし、そのまま吸ってもハーブとメンソールのハーモニーを楽しめます。
良いメンソールリキッドは無いかなあとお探しの方はこのメンソールリキッドをチョイスすれば正解でしょう。
注意点としては、とにかくメンソールが強いため、W数高めで吸わないことですね。
低Wから少しずつ吸って自分に合ったW数を見つけてください。
18Wで吸ってガツガツ喉に刺激を与えてくるので、注意が必要です。
勿論、そんな刺激が良いんだよ!初めから強いメンソールを感じたい!という方は自分の裁量で
ドンドン吸っていってください。本当に良いリキッドです。
純然たるハーブと純然たるメンソール。
この二つの相性の良さを感じてこの夏を過ごしていきましょう。