BaksLiquidLab.のリキッド第二弾、Guld Kvällsfikaのレビューです。
Twitter界隈で大人気になり「ふぃーか」の愛称で親しまれています。
BaksLiquidLab.は個人製作としては抜群のクオリティを持つリキッドをいくつも排出しているメーカーですね。
早速レビューしていきましょう。
Guld Kvällsfikaの詳細
公式の説明文を見てみましょう。
コーヒー・バーボン・タバコの3種をメインに、バニラキャラメルやヘーゼルナッツの風味が香るフレーバーです。
Kvällsfikaとは、 英語で言えば“Evening tea time”といったところでしょうか。仲間と集まってコーヒーもしくはお酒を飲みながら談笑する夜会のようなニュアンスです。そして重要なのはGuldという単語。スウェーデン語で「金の・金色の」という意味です。
「金」という言葉に表れるプレミアム感を込め、そしてまた金曜日の夜にゆっくり・どっしりと構えて味わって頂けるようなイメージです。baksliquidlab.tumblr.comより抜粋
とのこと。個人的にコーヒーリキッド好きなので期待大です。
メーカー | BaksLiquidLab.(バクス リキッド ラボ) |
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商品名 | Guld Kvällsfika(グルド クヴェルスフィーカ) |
容量 | 60ml |
価格 | 2,500円 |
フレーバー | コーヒー / バーボン / タバコ など |
VG/PG | 70/30 |
ニコチン | 0mg |
生産国 | 日本 |
ボトル素材 | PET |
キャップ方式 | ユニコーン |
キャップの開け方
チャイルドロック付きになっているので、以下の手順でキャップを開けて下さい。
- キャップをボトル側へ押し込みつつ
- 反時計回りに回す
60mlボトルですが先端部は細いユニコーンになっています。
いわゆるマニュファクチャリングのリキッドとしてはラベルやボトルの質もしっかりしています。
粗のでやすいチャイルドロック機構もしっかりと働いており、製品としてのクオリティの高さが感じられます。
リキッドを嗅いでみた感想
タバコ感がしっかり感じられます。
そこからコーヒーの香ばしさ、バーボンのアルコール感と独特のかぐわしさ。
それからヘーゼルナッツの香り。
キャラメルは控えめですがきちんと感じられます。
吸ってみた感想
吸引環境
MOD | Eleaf iStick Pico |
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アトマイザー | G.R.1 / Derringer |
コイル | (G.R.1)カンタル線26ゲージ / シングルワイヤーマイクロコイル / シングル (Derringer)カンタル線26ゲージ / シングルワイヤーマイクロコイル / デュアル |
ドリップチップ | 510 |
エアホールの調整 | 小さめ |
高抵抗での味の感想
まずは単線マイクロのシングルコイル、1Ωでの試飲。13W程度で。
美味しいですねこれ。キャラメルの配合が適度で、複雑でいて甘すぎず、吸い飽きない味です。
バーボンの香りとタバコのビターな香りが前面に出てきて大人っぽい印象。
匂いを嗅いだときに強く感じたアルコール感は少し奥に行って適度な具合に仕上がってます。
吐くときのしっかりしたタバコの「葉」の感じとナッツ感。
ゆったりと高抵抗で吸うのに向いてるかもしれません。
低抵抗での味の感想
次に、単線マイクロのデュアルコイル、0.5Ωを25Wで炊いていきます。
ややキャラメルの甘みが立ってきますが大人っぽさは失われていません。
ナッツの香りも強まってきました。
焼き菓子っぽい印象にやや寄っている感じはしますが、タバコとコーヒーの香りもきちんと前面に出ていてこのリキッド本来の持ち味が出ていると思います。
個人的には低抵抗で炊いたほうが香りのバランスが良いように感じました。
スティープ後の味
1週間スティープしてみました。
それほど劇的な違いは無いですが、アルコール感が少し弱まった印象。
それぞれのフレーバーのまとまりがより強くなって深みが出たと思います。
総評
複雑でいて、それぞれのフレーバーを心地よく感じられるリキッドです。
ワコンダに例えられる事もあるようですが、ワコンダよりも甘みが控えられていて飽きのこない味わいだと思います。
コーヒーの香りもインスタントっぽくなく、エグ味の無い高級感のある香りで、個人的には非常に美味しく頂けるリキッドです。