こんにちは。
今回は、禁煙したい方に電子タバコ・VAPE(ベイプ)は効果的か?むしろ減煙向きなのではないか?を解説していきたいと思います。
昨今の消費増税や受動喫煙防止法の施行などで、喫煙者にとってはますます肩身の狭い世の中になっています。いっそこの機会に禁煙しようかなと思っている方も少なくはないのではないでしょうか?
そんな私ですが、タバコ歴は10年以上で、2017年からアイコスを吸い、2019年に入って電子タバコ・VAPE(ベイプ)を吸うようになりました。
早速、私の経験上の話にはなりますが、私を含めての私の周りでは電子タバコ・VAPE(ベイプ)を吸っている人で、禁煙ができた人は今の所いません!!!禁煙できたという話をネット等で見る事はありますが、私の周りではまだいませんでした。。。残念ながら。。。
国内外の専門機関や医療機関の発表でも、電子タバコが禁煙効果があるか?という問いに対して、賛否が分かれています。禁煙できた人もいれば、できない人もいるというような状況です。
ですので、電子タバコ・VAPE(ベイプ)に禁煙効果があるかというと、人によりけりでわからないという事が現時点の答えになります。
それだけだとこの記事が終わってしまうので、他の切り口はないかなと思った時に、私や私の周りで電子タバコ・VAPEを吸っている人で、これだけは断言できる事がありました。
それは、完全な「禁煙」は出来ていないが「減煙」が出来ている!しかも、無理なく出来ている!という事です。
私の周りの人は元々喫煙者で、様々な理由で電子タバコ・VAPE(ベイプ)を始めていますが、結果として皆が「減煙」していました。
ですので、禁煙効果は証明できませんが、減煙の内容や方法についてご紹介したいと思います。
目次
なぜ禁煙が続かないのか?
禁煙をする為に色々と試して失敗した方も多いと思いますが、禁煙がなぜ続かないのか?それは、心と身体に起こる依存状態や習慣が大きな要因ではないかと言われています。
心理的依存
楽しい時、うれしい時に吸うタバコの快感、つらい時やストレス状態の時に吸うタバコで落ち着くなど、タバコを吸う事で心理的安定が取れるという錯覚が起きています。
この心理的安定を得る為に、タバコを吸うという行動が引き起こされます。
身体的依存
タバコに含まれるニコチンは、満足感などを感じる「ドーパミン」と呼ばれる快楽物質を放出します。これが、タバコを吸いたくなる大きな要因でもあります。
タバコを吸う事で発生する「ドーパミン」が切れるとまたタバコを吸いたいという気持ちが起こり、タバコで満足感を得るというサイクルが繰り返されます。
習慣
習慣というのも、なかなか禁煙ができない一つの要因です。
「ご飯を食べた後に吸う」「仕事の区切りがついたら吸う」など、無意識的にとってしまう行動があるはずです。
この習慣を辞めるには強い意識が重要なのですが、意識する事は人にとってストレスにもなり、イライラや集中力の低下なども引き起こします。
そして、心理的安定を得ようとする為に、タバコを吸いたいという欲求が生まれてきます。
これらの要因は一つ一つが独立しているというよりも、3つが相互に関係している為、なかなか禁煙が成功しないという人が多いと考えられます。
ですので、「禁煙」という高すぎる目標ではなく、1日20本吸っている人は1日15本にしてみるという「減煙」にまずはチャレンジするのが良いのではないかと思っています。
まず減煙からチャレンジ!
先ほどなかなか禁煙ができない要因について紹介いたしましたが、ここでは「減煙にチャレンジ」について紹介していきます。
「減煙チャレンジ」の考え方
- ニコチン摂取を少しずつ減らす
- タバコを吸うという行動習慣は継続
です。
いきなりニコチンを断ち切る事はしません!いきなり習慣を辞める事もしません!
という、かなり甘い制約条件です。この甘い制約条件が、イライラ等を引き起こさずに自然と取り組めるようになっています。
「減煙チャレンジ」の方法
1日のタバコを吸う本数の一部を、電子タバコ・VAPE(ベイプ)に切り替えて吸ってみましょう!
電子タバコ・VAPE(ベイプ)については後程解説いたしますが、ここではニコチン・タールを含まない電子タバコ・VAPE(ベイプ)の事を指しています。
タバコを吸うという行動の習慣はそのまま変えずに、1日のニコチン摂取量を減らす事が、この電子タバコ・VAPE(ベイプ)を取り入れる事で可能です。
しかも、電子タバコ・VAPE(ベイプ)は蒸気を発するのでニコチンがなくとも、タバコを吸った感覚になります。
ですので、まずは、少しづつ電子タバコ・VAPE(ベイプ)を取り入れてみる事をおすすめします。
筆者がやってみた効果
私は2日で1箱ペースでアイコスを吸っていました。飲み会などの時は、1日1箱ペースで消費をしていました。
ですが、電子タバコ・VAPE(ベイプ)を吸うようになってからは、3日で1箱、4日で1箱、今では5日で1箱のペースになりアイコスを吸う本数が少なくなりました。最初は少しもの足りなさがありましたが、今では食後のアイコス以外は、VAPE(ベイプ)を吸っています。
私が使っている電子タバコ・VAPE(ベイプ)はこちら↓。吸いごたえの物足りなさはありますが、小さくて軽くて重宝しています。
電子タバコ・VAPE(ベイプ)とは?
電子タバコ・VAPE(ベイプ)について、簡単に紹介いたします。
電子タバコ・VAPE(ベイプ)とは
電気の力を使い、液体(フレーバーリキッド)を蒸気化させて吸うタバコです。
呼び方は、電子タバコだったり、VAPE(ベイプ)と言ったりします。
従来のタバコとの違い
従来のタバコやiQOS、glo等の加熱式タバコはタバコ葉を燃やす、蒸気化する等で煙、蒸気の中のニコチンを摂取するものですが、電子タバコ・VAPE(ベイプ)はニコチン、タールが入っていない液体(フレーバーリキッド)を水蒸気化させて吸います。
海外では、ニコチン入りのリキッドも存在しますが、
日本の法律で、ニコチン入りのリキッドの国内の製造、販売、譲渡が禁止
されている為、日本ではニコチン、タールが入っていません。
リキッドの成分って何?
リキッドは、3つの素材からできています。どれも日常的に良く使われる食品添加物です。
蒸気化するリキッドの成分はマーガリン・シリアル・お菓子などに含まれる
■植物性グリセリン※VG(vegetable glycerin)
うどんやそば、おにぎり・餃子などに使われる食品添加物である
■プロピレングリコール※PG(propylene glycol)
フレーバー(味)を決める
■香料・精製水
でできており、非常に安全性の高い成分からできています。
以上が電子タバコ・VAPE(ベイプ)の簡単な説明です。
詳しい説明は別記事で解説しています。合わせてご覧ください。
電子タバコ・VAPE(ベイプ)の安全性
アメリカで、電子タバコを吸っている人が呼吸器系の疾患になり死亡したというニュースがありました。このニュースを知らなかった方は、いきなり「ヤベーな」と思ったのではないでしょうか。ですが、このまま読み進めてください。
最近になり、疾患などになった方々に共通している事として、マリファナや違法なルートで仕入れた電子タバコやリキッドを使用していたという事実も徐々に明らかになってきています。
電子タバコはアメリカだけでなく世界的に広まっており、アメリカでのみこのような事件が起きているという違和感がありました。※他の国ではニュースになっていないだけという可能性もありますが。
また、世界的に電子タバコの販売規制の動きが出ていますが、決して危険だからという理由ではなく、電子タバコが若年層の喫煙(ニコチン摂取)を助長するという理由です。それは、若年層でも吸いやすい甘いリキッドが多い為です。
日本ではニコチンが無いので、上記のような規制は現時点では起きていません。
ただ、電子タバコについては、研究期間が短い為はっきりとしていない所もあり、私達や専門機関でさえも絶対に安全ですと言いきれないのも事実としてあります。もちろん、吸わないのが一番安全です。
ですので、電子タバコ・VAPE(ベイプ)を使うという事に関しては、個々のご判断にお任せしたいと思います。もし、少しでも電子タバコ・VAPE(ベイプ)に興味があるという方は、ぜひこの後のおすすめ商品をご覧ください。
減煙におすすめの電子タバコ・VAPE(ベイプ)3選
減煙におすすめの電子タバコ・VAPE(ベイプ)について紹介いたします。
継続できるという事が重要ですので、以下の項目で選定しています。
- 手軽さ(購入のしやすさ、メンテナンスのしやすさ)
- 知名度
- サイズ、重さ
- フレーバー、味の種類
- 価格(初期コスト・ランニングコスト)
myblue(マイブルー)
減煙をしたい方にダントツにおすすめなのが「myblue(マイブルー)」です。手軽さが非常に高く、知名度もあります。
■手軽さ:専用のカートリッジを差し替えるだけで吸う事ができます。
一部のコンビニでも販売している所があるので手軽さは高いです。
■知名度:窪塚洋介さんがブランドアンバサダーにもなり知名度は高いです。
■サイズ:長さ10.6cm × 幅1.8cm × 厚み0.9cm
■重さ:21g(カートリッジ含む)
■フレーバー種類:12種類展開
■価格:本体2,343円(税込)、専用カートリッジ(2個入り)937円(税込)
C-Tec(シーテック)
初代プルームテックと同じ形の「C-Tec」。タバコの形に似ている事とフレーバー種類が豊富で自分の好きなフレーバーを探す楽しみもあるのがおすすめ理由です。
■手軽さ:専用のカートリッジを差し替えるだけで吸う事ができます。
一部のドン・キホーテやヨドバシカメラなどで販売しています。
■知名度:発売から150万本販売の実績とSNSでPRを実施
■サイズ:長さ7.8cm × 幅0.9cm × 厚み0.9cm
■重さ:15g(カートリッジ含む)
■フレーバー種類:20種類展開
■価格:本体+専用カートリッジ(2個付き)2,530円(税込)
専用カートリッジ(5個入り)2,200円(税込)
DR.VAPE(ドクターベイプ)
デザイン性の高さと知名度が高い「DR.VAPE」。ファッションアイコンとしても活用できるのでおしゃれを演出したい人におすすめです。
■手軽さ:ネットでの購入のみなので手軽さはいまいちですが、
カートリッジ交換だけの簡単メンテナンスは他と同様
■知名度:レディーガガの衣装を手掛けたクリエイティブディレクターがデザインを
している事とSNSでPRも実施している為、知名度は高い
■サイズ:長さ7.2cm × 幅0.9cm × 厚み0.9cm
■重さ:17g(カートリッジ含む)
■フレーバー種類:6種類展開
■価格:本体+専用カートリッジ(3個付き)3,850円(税込)※公式サイト価格
専用カートリッジ(3個入り)2,200円(税込)
まとめ
電子タバコ・VAPE(ベイプ)を使って、減煙について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
本当は、電子タバコ・VAPE(ベイプ)で禁煙できると言いたい所なのですが、やはり私の経験上そこまでは言えないです。ただ、私を含め減煙をしている人を実際に見てきているので、ここははっきりと断言ができます。
電子タバコ・VAPE(ベイプ)は、デバイスやリキッドなど多品種あり、減煙目的とは別に、ガジェット好きや味にこだわりたい人など、趣味としてハマっている人もたくさんいます。
電子タバコ・VAPE(ベイプ)を使っている人を「ベイパー」と呼ぶのですが、ぜひ、この機会に我々と同じ「ベイパー」の仲間になりましょう!