こんにちは!
VAPE(ベイプ)製品のレビュー記事を担当させて頂いている、タクヤです。
このページでは主に製品のレビュー等を通して、VAPEの情報発信をして行きたいと思います。
ゆくゆくは小ネタのコラムなんかも挟んでいけたらなーと。
また当人もまだまだ未熟な部分も多くありますので、間違いがある場合はやんわりと指摘して頂けると大変助かります。
さて、今回のレビュー商品はこちら!
FOG 1(フォグワン)です!
JUSTFOGよりリリースされました、ペン型の初心者向けスターターキットになります。
「スターターなのにめっちゃ美味しい!」とVAPE界隈では話題になってましたが、果たして本当なのか…。早速レビューして行きたいと思います!
目次
Fog1(フォグワン)外装とスペック
まずは外装から。
箱の上部に「JUSTFOG」と大きくロゴが入っています。WWW.JUSTFOG.COMでメーカーの公式ページが見れます。
背面には各スペックや、付属品、偽造防止のスクラッチコードが記載されています。
今回の選んだカラーはシルバーなのでSilverの方にチェックが入っていますね。
側面には注意書き。
ではいよいよオープン!!
本体とついてきた付属品
- 本体
- 取扱説明書
- 交換用コイルx2(MTL用0.8Ω、DL用0.5Ω)
- 交換用Oリング各種
充電ケーブルが付属していないので用意する必要があります。ご注意を。
詳細スペック
容量 | 1.99ml |
---|---|
コイル | QCCボトムコイル/0.5Ω(DL)、0.8Ω(MTL) |
本体 | ステンレススチール、PCチューブ |
電池容量 | 1,500mAh |
ワッテージ | 0.5Ω時24W、0.8Ω時15W |
充電方法 | Micro USB(5ピン)、5V |
大きさ | 直径20.00mm × 113.5mm |
重さ | 88.9g |
取扱説明書には日本語標記はありませんが、分かりやすくイラストが書いてありますので安心です。
各コイルの吸い方(DL、MTL)まで丁寧に説明してくれています。
DL…ダイレクトラング。ミストを直接肺まで吸い込む方法です。VAPEならではの吸い方。
MTL…マウスtoラング。口に一度ミストを貯めて、そのあと肺に取り込む方法。いわゆるタバコ吸い。
Fog1(フォグワン)使い方
本体の方から詳しく見ていきましょう
第一印象は「ちっちぇ!」
チューブ型のMODの場合、直径が22〜24mmのものがほとんどなので、直径20mmだとかなり細く感じます。
高さも113.5mmと短く、持ち運びにはぴったりのサイズです。
パフボタンも難なく押せる位置です。押し心地は少し固めですが、カチャカチャせずしっかりとしています。
ボタンに関してはミスファイヤしてしまう可能性もあるので、固めの方が多少安心できます。
このボタン部だけサラサラとした樹脂性なので、見た目少し安っぽく見えてしまう所が難点。
電源のON/OFFはパフボタンを3回クリック。(VAPE用品はだいたいパフボタン5回クリックで多いので、3回クリックがなんか新鮮)
電源がONになるとパフボタン上部にのLEDが点灯します。
底部の各ロゴのエングレービングも綺麗です。中心の穴がベントホールです(バッテリーが損傷しガスが噴出した場合の圧抜き用の穴)
トップキャップはチャイルドロックになっていますので、下に押し下げながら反時計回りに回すと外れます。
タンクはガラスでは無くPC(ポリカーボネイド)なので、強メンソールや柑橘系のリキッドを入れて長期使用すると、クラックが入る場合もあるようなのでご注意を。
タンクの凸と本体の凹を合わせて取り付けしないときっちりトップキャップが閉まりません。
それぞれ分解するとこんな感じ。パーツ数は少ないので無くしたりする心配はなさそうです。
本体以外は分解すれば洗うことができるので、衛生面的にも良いですね。
本体はウェットティッシュなどで拭いて掃除しましょう。
本体上から見て中心の金色の部分がコイルの当たる接点になります。
長期使用でここの接点が汚れると通電が悪くなる可能性がありますので、たまに掃除してやれば長期間故障せずに使えると思います。
Fog1(フォグワン)付属のコイルとエアフロー
付属のコイルです。2種類のコイルが付属しています。
(0.8Ω、0.5Ω)向かって左が0.8ΩのMTL用コイル。右が0.5ΩのDL用コイルになります。
コイルの下部の穴が吸気穴なのですが、MTL用が約2mm。DL用が3mmになっています。
この差がドロー(吸い込み時の空気の抵抗)の重さの違いを生み出しています。
コイルの内部の金属のプレートはスピットバック(熱したリキッドの雫が口の中に飛ぶ事)防止のプレートになっています。
ドリップチップは黒いデルリン製。外形は約11.5mmで丁度良い咥え易さです。
内側は5mm→8mmと出口に向かって広がるテーパーになっており、ミストが口の中で広がる様に設計されています。
空気を取り入れるエアフロー部は無段階調整式なので好みの吸い心地に調整することができます。
製品の精度が良い様でヌル〜っと全開から全閉まで気持ちよく動いてくれます。
また、吸いながら動かすと吸い応えが変わるのが分かるので、優秀なエアフローと言えるでしょう。
Fog1(フォグワン)実際に使ってみた感想
早速準備して吸っていきます。
セットしたコイルは0.5Ω(DL)の方。
コイルを取り付けてリキッドを入れたら10〜15分待ちます。
しっかりとコイル内部のコットンにリキッドが染み込むまでしばし休憩。
しっかり染み込ませないと一発でコイルが焦げてドライヒットします!喉が死亡するので焦らず待ちましょう!
時間が経った様なので吸ってみます。いざ!
「こ、これは。…美味しい。あらー本当に美味しいわこれ」
ちゃんとリキッドの味がします。流石にRDAほどの味の濃さは無いけど、下手に自分で組むアトマイザーよりは完全にこちらの勝ちです。
ドローの重さもはもろDLそのまま。でもスカスカではありませんね。若干の抵抗はあります。
次は0.8Ωのコイルを試してみます。
「あれ?ちょっとジュルジュルしてる。けど味はそこまで変わらないかな?」
最初なぜかリキッドがジュルジュルと上がってくる感覚がありました。
0.8Ωのコイルの方がリキッドの供給が良いのでしょうか?
[追記]しばらく吸っていたら治りました。そのあとは放置していても漏れたりジュルったりすることもなく。
今回入れたリキッド(Lychee Bak)はどちらかというとDLで出力をあげて煙量を多く(所謂”焚く”と呼ばれるやつ)した方が美味しいリキッドなので、MTLのコイルだと少し違うかな?といった感じでした。
吸い心地的には0.5Ωのコイルよりは若干重いです。
個人的に好きなのは0.8Ωのコイルでエアフローをギリギリまでしめて重いドローで吸う(MTL)のがお気に入りでした。
Fog1(フォグワン)有名VAPEユーチューバーも絶賛
最近はペン型でもおいしく吸えるものが多いですが、その中でも群を抜いて良い味が出ている。ペン型でここまでいい味が出るのか?っていうくらい味がしっかり出ている。初心者の方は、まず最初にこれを買えば味に満足できないってことはない。
Fog1(フォグワン)総合評価
「いや、これめっちゃ良いじゃん」というのが素直な感想です。笑
〜良かった所〜
- 見た目がいい(シルバーが良かったのかな?)
- 小さく軽量で持ち運びに便利。
- バッテリーが意外と持つ。
- エアフローもしっかり調整できる。
- 漏れない
- 美味しい。ちゃんとリキッドの味が出てる。
〜悪かった所〜
- LEDが超眩しい。夜とか辛い。そんな光らなきゃダメ??
- 0.8Ωのコイルが最初ジュルジュルした。
- コイルがダメになったら毎回取り替えなきゃいけない(クリアロの宿命)
- ランニングコスト
はっきりいって悪いところはそこまで無いです。
ランニングコストがどのくらいかかるのかは長期で使用してみないと何ともいえませんが、コイル交換のし易さ等も含めこれだけ簡単に美味しいVAPEが楽しめるとなると、RBA(自分でコイルを巻く事)の意味を少し考えてしまうレベルでした。
一般的には一つのコイルがダメになるまでは1〜2週間と言われています。ちなみにFOG1の交換用のコイルは5個セットで1300円程度。
- VAPEを初めてみたいという初心者の人
- めんどくさいのは嫌だけど美味しく吸いたい人
- メインとは別にサブ機が欲しいけど味の妥協はしたくはない人
これらの人にはぜひおすすめしたいスターターきっとでした!
長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?
手軽に美味しいVAPEを楽しみたいなら間違いない商品だと思います。
ほんといいですよーこれ。笑
以上、当サイトでは初となる記念すべき商品レビューでした。
最後でご覧頂きありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします!