こんにちは!
今回紹介するのは、実際に購入して普段使いをしているPOD型VAPE(ベイプ)
aspire Nautilus AIO(アスパイア ノーチラス エーアイオー)!です。
AIOとはオールインワンという意味で、本体・バッテリー・アトマイザーがひとつにまとめられたスターターキットで、リキッドを買えばすぐにVAPEが始められます!
それでは早速レビューを始めてきましょう!
目次
- 1 aspire Nautilus AIOの特徴
- 2 VAPE(ベイプ)とは?従来のタバコとの違いは?
- 3 リキッドの成分ってなんなの??
- 4 aspire Nautilus AIOのパッケージ
- 5 aspire Nautilus AIOの内容物一覧
- 6 aspire Nautilus AIOの本体レビュー
- 7 aspire Nautilus AIOのアトマイザーレビュー
- 8 aspire Nautilus AIOのスペック
- 9 aspire Nautilus AIOの使い方
- 10 aspire Nautilus AIOを吸ってみた感想
- 11 aspireNautilusAIOリキッドチャージ時漏れる現象解決法!
- 12 aspire Nautilus AIOの吸い方のコツ
- 13 aspire Nautilus AIOのまとめ
aspire Nautilus AIOの特徴
出典:aspire
従来のAIO型のVAPEは、本体(MOD)とタンク部分が一体型で脱着ができない商品が多く、本体には電池や制御回路等が内蔵されていました。
この構造のデメリットは、タンクの洗浄時にバッテリーが濡れて故障してしまうリスクがあるためメンテナンスが非常に大変でした。。
それを補う形としてaspire Nautilus AIOにはPOD型システムが採用されています。
このPOD型VAPEの基本的な特徴は
- リキッドを入れるタンクとコイルがセットになっていて本体から脱着、交換可能
- 使用回数が限られており使い終わったらPOD毎捨てるタイプ
- 軽量でサイズが小さく携帯性に特化している
などありますが、様々な商品が存在しているため一概に定義が難しい状態です。
今回紹介するaspire Nautilus AIOは、タンクも脱着・交換可能でコイル部分だけを交換することもできるクリアロの軽量版のような構造をしています。
また、POD型VAPEは小型化の引き換えに、味に物足りなさを感じるものが多くあります。
しかし、aspire Nautilus AIOは、味に定評のあるプリメイドコイルとしてヒットしたaspire Nautilus2のアトマイザーと互換性のあるaspire BVCコイルが使えるっていうではありませんか!!
出典:aspire
つまり私の期待は最高潮に高まっております!w
今も非常に優秀なスターターキットの代名詞iStick Picoもアトマイザーを変更したりと拡張性があり男心をくすぐるガジェット感がありますが、こちらは非常にコンパクトで持ち歩きにも便利なPOD型VAPEで男性ならスーツの内ポケットからスッと、女性ならカバンの中がかさばらず、スッとだせるのでお勧めです!
携帯性と味を兼ね備え、AIO型でもメンテナンスの自由度が高いコンパクトスターターVAPE、私は普段、メカニカル、テクニカル、スコンカー等、色々なVAPEもってますが、、、こんなの便利すぎる!欲しい!ポケットから気軽に取り出せて吸えるVAPEとして常に持っておきたい!と思い購入に至りました!
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もしかしたらVAPE初心者の方がこの記事を読んでくれているかもしれないので、VAPEの簡単な説明をはじめにササっとやちゃいます☆
VAPE(ベイプ)とは?従来のタバコとの違いは?
電気の力を使い、液体(フレーバーリキッド)を蒸気化させて吸う次世代の電子タバコのことです。
従来のタバコや、iQOS・glo等の加熱式タバコはタバコ葉を燃やす、蒸気化する等で煙、蒸気の中のニコチンを摂取するものですが、VAPE(ベイプ)はニコチン、タールが入っていない液体(フレーバーリキッド)を水蒸気化させて吸います。
※ニコチン入りのリキッド(通称ニコリキ)は日本での販売は禁止されていますが、海外からの個人輸入は認められているため取り寄せることはできます(第三者への譲渡は違法なので気を付けてくださいね!)
以上がVAPEの簡単な説明です。
電子タバコについて詳細を他記事で紹介していますので、気になる方はこちら
禁煙目的で始める方、リキッド自体が美味しいのでタバコは吸ったことない方が嗜好品として始める等、VAPEを始める方々の傾向は様々です。
日本ではVAPEはまだ一般的ではありませんが、海外ではハリウッドスターや有名人が愛用していることから、日本でも流行に敏感な人たちを中心に愛好者が増えています。
リキッドの成分ってなんなの??
フレーバーリキッドの成分は以下で構成されています。
- VG(vegetable glycerin):植物性グリセリン
- マーガリン・シリアル・お菓子などに含まれる
- PG(propylene glycol):プロピレングリコール
- うどんやそば、おにぎり・餃子などに使われる食品添加物
- 香料:味(フレーバー)を付ける目的で使われていて、コーヒーやフルーツなど様々な味があります
このようにVAPEのリキッドは、私たちが普段から口にしている安全性の高い成分で作られています。
リキッドの詳細は他記事で紹介しています
さて、いよいよ商品のレビューに!
次からは、aspire Nautilus AIOスターターキットのレビューをはじめ、使い方、吸い方、おすすめの設定方法を紹介します。
aspire Nautilus AIOのパッケージ
まずはパッケージの外観!正面には商品写真とメーカー名、商品名が記載されています。
全体的に黒を基調としたシックなパッケージにnautilusAIOの部分が銀色、この配色は個人的に好きです!
VAPE商品の中でもパッケージはしっかりしている印象、パッケージ一つとっても、デバイス、ガジェット系を手に入れてこれから開封するワクワクが溢れるのでとても大切ですよね。
カラー毎に該当の商品カラーの写真が使われています、実際の商品の色味が早く気になります!
パッケージ背面には本製品の内容物とaspireの運営会社名、住所、連絡先が記載されています。
Aspireは中国の深センの会社です。
Shenzhen Eigate Technology Co., Ltd.が会社名ですね!
側面にもメーカー名が記載されています!
こちらにはsecuritycodeがあります!正規品か気になる方はaspireの公式HPのTOP下部に検証システムがありますので正規品か確認してみてください!
aspire Nautilus AIO開封の儀
さて!いよいよお待ちかね開封していきます!
まずは箱の中身を横にスライドすると・・・・・!
木箱に金色でaspire!物欲満たされる(笑)
そして木箱を開くと・・・
こっから一気に!
aspire Nautilus AIOの内容物一覧
aspire Nautilus AIOの内容物を確認していきましょう!
<付属アイテム一覧>
- aspire Nautilus AIO本体
- aspire BVC コイル 8Ω
- aspire BVC コイル 8Ω【Nic Salt】
- 予備Oリング
- 予備シリコンキャップ
- microUSBケーブル
- ワランティーカード
- ユーザーマニュアル(英語)
aspire Nautilus AIOの本体レビュー
MODの印象と色と質感
さて!いよいよ商品の紹介に入っていきます!
まずは主にブルーの部分のバッテリーユニットについて触れていきましょう。
VAPEバッテリーユニットのことをMODと呼びます
Modification(モディフィケーション)の略であり改良、変形、修正と言った意味でまさにその意味そのものでMODと組み合わせるアトマイザーやコイルの種類・抵抗値変え変形、改良可能(改造という意味ではなく自分の好きなアトマイザーとMODの組み合わせが可能という意味です!)
またバッテリーから取り出す電力を修正・調節する役割を担ってます。
今回紹介するaspire Nautilus AIOは電力・電圧の可変は不可ですが保護回路などの安全装置が搭載されているのでテクニカルMODに該当します。
テクニカルMODとは
制御基板や保護回路などの安全装置が搭載されていて電力を調整して電圧を可変することが可能な物も存在してます。多くは液晶パネルが搭載されており現在の抵抗値、電力、電圧が表示されています。リチウム電池を交換できるタイプの物とリチウム電池が内蔵されている物など様々な種類があります。
電気の出力を調整できるので非常に幅が広いMODで初心者の方には非常におすすめですし、熟練ベイパーも使っています。
ちなみに電子機器ですので水洗いは不可です。
今回購入したのはBlue!
あくまで個人的な感想ですが、バッテリー部分はメタリックな質感で少し濃い水色という印象です。
PODは黒ベース、他のバッテリー部分のカラーとの組み合わせもGood♪
このメタリックな質感が光の当たり具合によってマッドな質感に感じられ私は非常に満足してます!
カラーバリエーションは
- Blue
- Jade
- Silver
- Black
- Red
- Purple
の6色と豊富なラインナップも選ぶ際に楽しいですよね!
パフスイッチ
こちらのアップの画像中心にある電源ボタンがパフスイッチと電源スイッチです。
押し心地はカチッとしっかりクリック感があります!
本体底面のベントホール
次に底面、こちらには5つの穴が空いてます!これをベントホールと言います
ベントホールを設けている意味は、VAPE商品で使われているリチウム電池は過電流(電池には許容できる電流があります、それを上回ると過電流状態になります)等の原因でbatteryへの負担がかかるとガスを発生させます。
その際にバッテリーケース内が密閉状態ですとガスに逃げ道が無く圧力が膨張し破裂する恐れがあるので、逃げ道としてベントホールを設けています。
一部粗悪品にはベントホールが無いものもあったり、、、、
つまりこの商品はちゃんとした使い方をすれば、安全に配慮した設計であり、尚且つメーカーが決めた出力しか出せないため過電流になることもほとんど考えられないと言えます。安心です。
内臓バッテリー充電用のmicroUSB端子とポッド脱着スイッチ
こちらの側面には内臓バッテリー充電用のmicroUSB端子とポッド脱着スイッチがあります。
下の写真は反対側の側面で、ポッド脱着スイッチがあります。
少し見辛いかと思いますが、ポッド脱着スイッチの中央に小さな穴が空いてましてこちらからエアーと取り込む形になっております。
充電とポッドの脱着の仕方に関しましては後ほど説明します!
PODとMODの接触部分
写真の左側がPODで右側が本体の接触部分です!
本体側の3つの端子から電力がPOD側の中央に銀色の円型のコイル装着兼エアフロー調整部分に伝わり通電する仕組みみたいです。
サイズ感について
実際手に持ってみました、小さく軽いです。
ズボンのポケットにもジャケットの内ポケットに入れてもかさばらないです。
皆様が普段持ち歩いているスマホと比較してもこの小ささです。
aspire Nautilus AIOのアトマイザーレビュー
次はPOD型アトマイザーについてみていきましょう!
まずアトマイザーについて簡単に説明します!
アトマイザーとはミストを発生させる装置のことでVAPEの味を大きく左右するパーツです。
アトマイザーが何故ミストを発生させる事が出来るかについて、まずはアトマイザー構造を説明した方が理解しやすいと思います。
【アトマイザーの構造】
- コイル:バッテリー部分から流した電力にを熱に変える部分です。
- コットン(綿):コイルの中や回りに接地している綿の事です。この綿にリキッドを浸透させ発熱したコイルによって蒸気化させます。
- リキッドタンク:リキッドを溜めておくタンクでタンク内部のリキッドとコットンは常時触れている状態ですのでコットンにリキッドが供給させれる仕組みです。
- ドリップチップ(マウスピース):吸い口のこと
- デッキ:コイルを固定する土台
アトマイザーには様々な種類がありますので、まだまだ書きたいことがありますが、長くなるのでそれはまた別の機会で!コットン(綿)にしみこませたリキッドをコイルの発熱で蒸気化させる装置と思ってくださいね!
くわえ心地とキャップ付きのメリット
タンクに関してPOD型VAPEはコンパクトで携帯性を重視してますが、このPODはタンク容量も多いです、それでありながら小さいので携帯性も兼ね備えてます。
付属のコイル抵抗値も高く出力も低めなので電池消耗、リキッド消費も少ないのが利点です。
また、キャップに関して私は地味に嬉しいですね、咥える部分をカバーしてくれるので衛生面でもミストの吸い漏れが液化した際の細かいリキッドをガードしてくれるので安心です。
ただ無くしてしまう可能性あるので注意が必要ですね。
咥え心地に関しては、写真の通り楕円形になってます、人の口とフィットする構造をしているため咥えた際に自然です!通常マウスピースが丸い構造のVAPE商品が多いのでこの点に関して良い気づきでした(笑)
また写真中央のシルバーふちの穴からミストが出てくるのですが、マウスピースに対して小さめです。
ミストの通り道もVAPEの味の感じ方を変化させる要因になります。
一般的にはaspire Nautilus AIOのように通り道が小さいとミストが集まり濃縮されて口に届きます。
咥え心地は人の自然な口の形にフィットする構造でありながらミストを濃縮した状態で運んでくれる構造となってます。
アトマイザー側面
左右の側面には本体の爪とかみ合う穴が空いています。
またこの穴は公式サイトに記載がある通りエアーの通り道になっているみたいです。
リキッド注入口とエアーフロー調整
写真の下部の横に細長い穴が空いています、こちらでミストを吸う際の空気の量を無段階で調整出来る構造になっています。
VAPEを吸っている人には説明不要かと思いますが、初めて吸う方にエアーを調整する意味を簡単に説明します!一応初めてVAPEについて触れるかたもいらっしゃるかと思いますのでお付き合いください!
- ミストとエアーの量を調整することで煙の量や味に変化を出すことが可能です
- 吸引の軽さと重さの調整が可能【これをドローといい、重い方をMTL、軽い方をDLという吸い方があります。】
加えてドローの部分で触れている
MTL(Mouth To Lung)「マウス・トゥー・ラング」と、DL(Direct Lung) 「ダイレクト・ラング」について、説明させてください!すでにVAPEをすっている人は飛ばして下さい(笑)
MTL(Mouth To Lung)「マウス・トゥー・ラング」とは
マウス・トゥー・ラング→口・から・肺にという意味で言葉の通り一度口にミストを溜めて肺に流す吸い方です。エアフロー調整を絞ってドローを重くすることでこの吸い方をします。
タバコを吸われている方はMTLの感覚が分かると思います。
タバコを吸われていない方はストローで飲み物を飲む時の感覚をイメージしてください。
一般的にはエアーを絞りドローを重くすると空気の量は減りミストの濃度が増すので味が濃くなりますが、リキッドには温度が高くなればなるほど香料が飛ぶ性質もあります、空気が減ることによりコイルの外気冷却が減り温度が上がるので香料が飛んでしまうリキッドもあるのでコイル温度を適正な抵抗値と出力や温度管理をして吸うのがMTLの特徴です。
DL(Direct Lung) 「ダイレクト・ラング」とは
ダイレクト・ラング→直接・肺にという意味で言葉の通り深呼吸をするような吸い方です
エアフロー調整を開いてドローを軽くすることでこの吸い方をします。
こちらは一般的にはサブΩと呼ばれる1Ωを切る抵抗値のアトマイザーと高出力の電力供給可能なMODを使い爆煙(煙が多い)で吸う方法です。
煙が多く出るので吸っているという感じを楽しむことが出来ますが、MTLとは比べ物にならないくらい温度が高くなるのでリキッドの香料が飛ぶのが特徴ですが、空気量が多いとコイルを冷やすことが出来るので香料が飛ぶといってもMTLとは違った味わい方が出来るという考えです。
わたしはPOD型VAPE以外の時にはDLで吸っています。
どちらも好みですので好きな吸い方をみつけてください!
aspire Nautilus AIOは高抵抗値の低出力ですのでコイル温度が高くなりすぎることは無いので私はこのくらいエアーを絞ってドローを重くしてMTLで吸ってます!たまにDLでも吸いますよ!気分によってですかね!
POD底面にリキッド注入口があります、オレンジ色のシリコンキャップを外して注入が可能です。
注入口の大きさに関してユニコーンボトルはもちろんのこと、スポイトタイプのリキッドボトルでも先端はしっかり収まる形で注入可能です!
またシリコンキャップは三段溝の構造になってます、キャップの蓋をする際に反応が手に感じるくらい三段階分グッグッグッと差し込めますのでしっかり蓋がされます。
現在私は5か月程使ってますが注入口から漏れたことはありません!
POD型アトマイザーのみAmazonにて1080円で売ってます。
私は購入してPOD2台体制で運用しており非常におススメです。
理由としては
- スピッドバック(後ほど説明します)やリキッド漏れ等でPODを洗浄しなければいけない場合乾くまで待つ必要が無い。
- そをぞれのPODに違う味のリキッドを入れておけばPODの換装のみで味を変えられる
- 1泊2日で出かける際にPOD2個にリキッドを入れておけば十分だった
実際一個でうまく運用すればいいだろうと最初は思っていましたが、2個買っておいて良かったーと思う場面が多いので是非POD2個持ちで運用をオススメします!
プリメイドBVCコイルについて
次はプリメイドコイルについて話していきましょう!
aspire Nautilus AIOを購入に至ったのはこのコイルの存在も大きいです!
私がVAPEを始めたとき味が出るアトマイザー探しで日々情報を取ってましたが当時aspire社のCleito Tank(クリートタンク)という爆煙で味も出るがリキッド消費が早いというアトマイザーがありました。
実際ガラスタンクのアトマイザーでは味が出るアトマイザーだったのでaspire社のアトマイザーの印象は非常に良かったです。
その後新シリーズとしてAtlantisやNautilusというaspire社のアトマイザーが作られNautilus2というアトマイザーが出てきたときは衝撃でした!
ガラスタンクのアトマイザーなのに味濃い!やっぱaspireすごいな!というのが率直な印象でした、、
しかし、その後RBAという自分でコイルや綿をセッティングするアトマイザーの種類をメインで吸うようになりNautilus2とは離れていきましたが、POD型VAPEという文化が出てきて様々なメーカーが商品を出す中でこの商品の存在を知りましてNautilus2で使われているBVCコイルが使えるというではありませんか!!同じBVCコイルなのでコイルが余っていたことも重なり気になって購入しました!
付属のBVCコイルは2種類存在してまして、
左側:BVC 1.8Ω (10-14W)
右側:BVC 1.8Ω(10-12W)(Nic Salt)が付属されていました、各々役割が違います。
どちらも1.8Ωと同じ抵抗値ですが微妙に構造が違うので少し触れていきましょう!
写真を見てください、どちらも10~14Wと記載している部分の少し下に穴が空いているのが見えるかと思います。
全部で4つ空いてまして、その穴から少し見えるのがコットン(綿)です、ここからリキッドが浸透していきます。
違いはニコチンソルト用のコイルは2つだけ穴が縦長に空いてます。
理由は分かりませんが構造的に通常リキッドとニコチンソルトリキッドでコットン(綿)への供給が違うのかなと考えます。
上から見た際も少し違いがありますのでみていきましょう。
巻かれているコイルを中心に周りにコットン(綿)が敷き詰められてコイルと接触しています。
コットン(綿)に浸透したリキッドをコイルの発熱で蒸気化させてミストにするという構造が見てわかると思います。
違いは左のBVCコイルは上部に金網がありまして、これはスピットバックを防ぐ構造になっています。
スピットバックとはアトマイザーの吸い口からリキッドが逆流したり跳ね返ったりする現象で原因としては以下が考えられます。
コットンにリキッドが浸透しすぎている
コットンにリキッドが浸透し過ぎている状態ですと、ミスト化しきれなかったリキッドが熱ではじけてパチッと跳ね返ることがあります。
吸い方に問題がありミストの吸い残りがある
ミストの吸い残りがあると気化したミストが液体に戻る現象でアトマイザー内のいたるところでリキッドが残留することがあり、これがエアフロー部分で液体に戻るとコイルと接触していないので吸う際に”じゅるじゅる”と液体を吸い上げることがあります。
コツとしては、少し早めにパフボタンを離してミストの発生を止めてアトマイザー内のミストを最後まで吸いきるのがコツです。
右側のニコチンソルト用コイルは金網が無い構造です、こちらも意図は不明ですが恐らく金網が無いことでニコチンや味をダイレクトに味わえる工夫と、ニコチンソルトはガンク(焦げ)が付きやすいので金属面を少なくしているのかなと思っています。
またコイルは消耗品で使い捨てて交換するパーツです。
適切な使い方をしないと交換頻度が多くなりランニングコストが上がるので注意点や金額を見ていきましょう!
コイルを追加購入する際の金額はアマゾンにて5個入1,688円で販売してました!
現在私は一か月に一回くらいのペースでコイルを捨ててます。なので一か月のコイルランニングコストは338円程です。
リキッド自体の消費は吸う頻度により消費量が変動しますが、容量30ml程で私は一か月程持ちます。
30mlですと種類によりますが1,000円前後~2,000円前後程ですのでコイル代とリキッド代で合わせて高く見積もっても月のランニングコストは2,500円程です。
年間30,000程のコストですね。
一方タバコを吸っていた時は500円のタバコを二日に一箱ペースで買っていたので月7500円
年間90,000円かかってました、、、、
月の節約コストは5,000円
年間節約コストは60,000円
改めて計算するとこれは大きい、、、、、
喫煙者の方に限定されますが、aspire Nautilus AIOの初期コストを考察すると
■初期投資1か月目VAPE
本体代=3,377円(Amazon1/31時点価格)※付属コイル
予備POD=1,080円(Amazon1/31時点価格)
予備コイル5個=1,688円(Amazon1/31時点価格)
リキッド30ml=1,500円
合計7,645円
■1か月のタバコのランニングコスト7,500円
タバコを吸っている方で私と同じペースで購入している方は初月の追加投資145円でVAPE変えますね!
コスパ良いんですよ、実際思ったより安いなと感じた方多いのではないでしょうか。
次に消耗品であるコイルを交換しなければいけないのは劣化するからです。
劣化の理由について触れていきます!
コイルが劣化する原因
- コイルに付着したリキッドが焦げて上手くミスト化できない(ガンクと言う)
- コットン(綿)が焦げてしまう
上の2点が原因で1に関しては今回のaspire Nautilus AIOでも使用されているプリメイドコイルという種類ですと、コイルのみを取り出す事が難しい為、どうしようも出来ません。こちらは自然な劣化と考えてください。
RBA等コイルを自分で形成し、セッティングするタイプですとコイルがむき出しになっているため焦げ部分を除去可能ですが、、、これは仕方ないですね。
一方2に関しましては吸い方次第ですぐにコイルをダメにしてしまう可能性があります。
2のコットン(綿)が焦げてしまう原因はコットンにリキッドが十分に浸透していない状態でスイッチを押して(パフするという)コイルを発熱させるとコットンに過剰に熱が加わり焦げてしまいます。
この現象をドライヒットと言いドライヒット状態で吸うと喉が痛くなり、味も落ちます。
チェインスモーク(連続で吸う)を行うとコットンへのリキッドの供給が追い付かず、ドライヒットは起こりやすいのでコットンへのリキッド供給を考えながら、間隔をあけて吸うのがコツです。
aspire Nautilus AIOのスペック
次にスペックをみていきましょう!
サイズ(mm) | 高さ 87.5×横幅37×奥行21 |
重量(g) | 53.8g |
出力電力 | 12W |
リキッド容量 | 4.5ml |
内臓バッテリー | 1000mAh |
エアフローシステム | サイド・ボトムエアフロー(調整可能) |
コイル | BVCコイル、ニクロームワイヤー
BVC 1.8Ω (10-14W) BVC 1.8Ω(10-12W)(Nic Salt) |
リキッドチャージ | ボトムフィル(4.6mm口補充穴) |
充電ポート | microUSB (DV5V 1A) |
保護機能 | ・自動カットオフ(10秒)
・ショートサーキット保護 ・低電圧保護(3.2vより低い) ・過充電保護 ・オーバーヒート保護(75度) |
カラー‐バリエーション | ・Blue・Jade・Silver・Black・Red・Purple |
引用元:aspire公式サイト
以上がaspire Nautilus AIOの本体・PODの外観、スペックの紹介でした!つぎからは実際に初めて使う際のセットアップや使い方、使用上の注意点等を話していきます!
aspire Nautilus AIOの使い方
1.MOD(本体)を充電する
上の写真に写っている通りmicroUSBのポートがあるのでここに差し込んでください。
※1AのUSBアダプターをご使用ください
充電がされている間はパフボタンが上の写真のように光ります。
充電中のこのパフ部分の光のパターンは
- 充電中は充電が少ない順からオレンジ・ブルー・パープル(オレンジ+ブルー)の順番に点灯
- 充電完了は光が消えます
電池残量が少なくなるとパフボタンを押したときの色も変わるので分かりやすいです。
また電池が少なくなると当然電圧(V)も少なくなるのでパワーが低下します。
- オレンジ:3.5V以下
- ブルー:3.5~3.8V
- ブルー+オレンジ(パープル):3.8V以上
POD型アトマイザー部分のセットアップをしてる間に充電が終わるように、まずは本体を充電しておいてください!
2.本体からPOD型アトマイザーを外す
写真のように左右に両脇の黒いスイッチを押すと、、、、、
このように本体とPODが外れます。
3.付属コイルのセットアップ
外れたPOD型アトマイザーを逆さにしてエアフロー調整部分を外します。
ねじ式になっているので回せば簡単に外れます。
写真の向きでエアフロー調整部分と付属コイルをセットします。
こちらもねじ式なので回せばしっかり差し込めます。
エアフロー部分にリキッドが入り込むとミストを吸うときに”じゅるじゅる”と(通称じゅるってる(笑))
リキッドを吸い上げる形になってしまうので少し強めにしっかり回しきって差し込んでください。
次に本来はセットしたコイルをPODに戻してリキッドをPODにいれ、リキッドがコットンに浸透するまで10分~15分程おくのですが、場合によってはコットンにリキッドが浸透しきっていない状態も考えられます。
その状態でパフをすると前述にもあったようにコットンが焦げる可能性がありドライヒット(イガる)します、そこで上の写真のように予めコイルにリキッド少し浸透させることをオススメします。
方法は簡単です、コイルの横から白いコットンが少しみえるのが分かりますでしょうか。
ここにリキッドを少しずつ浸透させます。この時コットンの穴以外にリキッドが垂れないように気を付けてください!タンクの中のリキッドを浸透させる時間も設ける為、目安は各穴に3~5週くらいで大丈夫です!
この時コイルの上部に穴が空いている部分からもコットンは見えますがここから浸透させるのはおすすめしません
理由は過剰に浸透しすぎてします事でコットンがリキッドを吸いきれずにエアフロー部分にリキッドが垂れてしまうからです。
次にセットしたコイル+エアフロー部分を写真のようにPODに戻してセットして下さい。
そしてリキッド補充です、オレンジ色のシリコンパッキンを外しリキッドを穴からタンクに入れます。
このシリコンパッキン、反発が強くリキッドを入れる穴付近で邪魔になるので私はこのようにパッキンを横の溝に差し込んで固定してます(笑)
リキッド補充が完了したらシリコンパッキンを戻し蓋をして完了です!
リキッド補充時の注意点は一度使い始め、再度リキッドをチャージし直すときに、入り口の穴付近でリキッドの粘度が上がり蓋をされている状態になることがたまに見られます。
その状態でユニコーンボトルでチャージすると固まっている部分まで先端が到達せずリキッドが入っていかない事がありました。
その際は私の経験上、スポイトタイプや、注射器等でしたら深くまでスポイトの先端が入り蓋している部分を突き破るのでチャージ可能でした。
4.エアフローの調整
写真下部のシルバーパーツ部分に楕円の穴があります。ここがエアフローの調整となり無段階で調整可能ですので自分の好みの吸気(ドローの重さ)で調整してください。
実際は数回吸ってみて自分の好みを探る事になりますのでその際は再度PODと本体を外してエアフローを調整してください!
5.MOD(本体)にPOD型アトマイザーをセットする
最後にPOD型アトマイザーと本体をセットして完成!充電も終わってましたら次からは電源を入れて実際に吸っていきましょう!
7.電源を入れる
写真中央の電源マーク兼パフボタンを5回素早く押してください。
するとすると電源マークが3回点滅しますのでそれが確認できましたら電源入りました!
なぜ5回クリックなの?と思われた方!VAPEデバイスでは5クリック(ファイブクリック)という電源をいれる方法が多く採用されてます。
チャイルドロックとして小さい子が誤って電源を入れる可能性が少ない方法なのと、長押し等の方法だとカバンの中等で誤って電源が入りスイッチが押される可能性もある為だと考えられます。こういう優しい配慮私は好きです(笑)
8.パフボタンを押してミストを吸う
キャップを外し、電源ボタンが入っている状態でボタンを押して下さい。
ボタンを押し続けている間ミストが出続けます。
ボタンを離せば止まるので好みの量で調整してください!
ミストが出ない場合はPODと本体がしっかりセットされていない可能性があるので再度確認してください!
次は実際吸ってみた感想について触れていきます!
aspire Nautilus AIOを吸ってみた感想
今回はRIPEVAPESの有名リキッドVCT(バニラカスタードタバコ味)を吸ってみました!
まずはエアフロー全開でDL吸ってみたところ、、
まずはこの小型デバイスからこの量のミストでるのか!
というくらいミスト量は多いなと感じました。全開時の味は吸ったときはほのかにバニラの香で履いた時のカスタードタバコ感がすごいです!
うまい!
次にエアフロー全閉でMTLで吸ってみたところ、、、
煙量は抑え目で吸っている最中にバニラとカスタードの甘さを舌でかなり感じ、吐くときにタバコ感が乗っかってくる感じです!
私はaspire Nautilus AIO はMTLで吸うのが好みでしたので、エアフローを9、5割程絞ってMTLで普段吸ってます
POD型では珍しいコイル交換タイプの中でもBVCコイル搭載という特徴から同じBVCコイルを使っているNautilusシリーズを比較してみましたが、やはりNautilusはアトマイザー単体で商品設計している為AIOキットに付属のPOD型アトマイザーと比べるとNautilusの方がミストがシルキーだと感じます。
商品自体やコンセプトが違のうで比較の土俵も違う気がしますが、、
後は本体の出力機能の違いな気もしますね。
aspireNautilusAIOリキッドチャージ時漏れる現象解決法!
※20190506追記
ユニコーンボトルでリキッドチャージする際にリキッドが入っていかない!溢れてくる!漏れる!という現象で困っている方多いのではないでしょうか?
私も爪楊枝や綿棒で注入口のリキッドを除去したり色々試しましたが今は漏らせずに出来る方法見つけました!
原因
原因は前述の通りタンク内のリキッド粘度があがり表面張力と内部の空気圧によりリキッドが入っていかない事だと考えられます。
解決法
- ユニコーンボトル・ボトルの先端をリキッド注入口に対して垂直では無く斜めに挿入し、しっかりタンクの内部までユニコーンボトルの先端が到達するように挿入する!
構造上エアフロー調整部分が邪魔をしてユニコーンボトルの先端を真っすぐ垂直に挿入すると先端がリキッド注入口の途中でとまりリキッドが溢れてきます。
これが解決方法です!試してみてください!
aspire Nautilus AIOの吸い方のコツ
私は5か月程aspire Nautilus AIOを使用してますが、通常使用でポケットの中、カバン中で液漏れが起きたことは今のところありません。リキッドを保持するタンク型のアトマイザーではVAPEケースの中で漏れていたりすることは数回あったのでこれには感動してます!
一点、吸い口からミストではなくじゅるじゅるとリキッドがせりあがってくる感はたまにあります。
ですが安心してください!防止するコツ、つかんでます!
これはタンク型のアトマイザー全般の言える話ですが、じゅるじゅるしたりスピッドバックする仕組みとしてはアトマイザー内に残留しているミスト(気体)が時間とともに液体に戻る現象が原因と考えられます。
ミスト化している状態ではアトマイザー内のエアフロー部分等いたるところにミストが発生しているので本来リキッドが入り込まないようなところで液化するのを防ぐ必要があります。
従って、パフボタンを少し早めに離しミスト発生を止め、残留ミストもすべて吸いきる!この吸い方試してみてください。
aspire Nautilus AIOのまとめ
いかがでしたでしょうか!普段はRDAやRTAタイプのアトマイザーやメカニカルMODでDLで爆煙を吸っていますが、吸うまでにカバンから取り出して電池をセットして等々、、慣れているのでストレスは感じませんでしたが、ポケットに忍ばせておいてちょっとしたときに一服するという日常のVAPEへのアクセスはaspire Nautilus AIOのおかげで劇的に変わりVAPEの幅が広がりました。
ちょっと近くへのお出かけはもちろん長期間の遠出の際も、スマホ、財布、鍵、aspire Nautilus AIOといった具合で私は毎日持ち歩いている必需品となってます(笑)
ちなみに私事で恐縮ですが、aspire Nautilus AIOを持つようになりタバコの量は減り、今は吸ってません(笑)
初心者の方にも知ってほしい情報を組み込んだので長くなりましたが、この記事が参考になれば幸いです。
いつも気軽に身近に好きなフレーバーを、VAPEで日常の楽しみを少しでも増えれば幸いです。
最後までお付き合い頂きましてありがとう御座います。また次に記事でお会いしましょう!
素敵なベイプライフを送ってください♪